みなさん、こんばんは。
リトルナースなのだ!(唐突)

ドラクエ10における槍パラディンは
「さみだれ突き・零」というVIP特技を付与されてなお、あまり流行っていません。
理由は
1. ツメ武の方がDPSが高い(槍パラが最適解となる場面が少ない)
2. 素早さ/行動間隔が貧弱で行動回数が少ない
に集約されると考えています。でも、でもですよ(´・ω・`)
やってる本人は、凄く楽しいんです・・・♣ (呪物)

図: 槍パラpickにキレる前まも・サポまも・僧侶の内心
(引用:漫画「HUNTER×HUNTER」)
そんな槍パラで、7.5の強化を前にデルメゼ4の討伐に成功したので
未来のずーぼーはんのために、攻略の軌跡を執筆致します。
7.5強化+新鎧による立ち位置の変化も考察してみます。

1. 要約/動きの説明(動画)
・デルメゼ4の僧侶構成の武を、槍パラに置換しても現環境では勝利が狙えます。
ただし、ツメ武より1~2分程討伐時間が遅くなると思われます。
・現時点では、槍パラをデルメゼ4で採用する事は、ネタの領域を超えないと思われます。
但し、独自の動きがいくつか出来ますのでそこを楽しいと思えるかどうかが
槍パラをpickするかどうかに直結する物と思います。

youtube動画:デルメゼ4/槍パラ/18:11:70 (v7.4) 【ドラクエ10/DQX】
文章だけでは限界もございますので、字幕つきの動画をご用意しました。
今回、動きの攻略についてはこの動画を以って、という事にさせて下さい。
そもそも、槍パラ討伐を目指す人が日本に何人いるのか?という話もありますが…
2. 槍パラはどういう職なのか
あまり細かく説明しませんが、クソ雑に言うと
1. 「さみだれ突き・零」を連打して火力を出す
2. スクルト2の状態で「鉄壁の進軍」を使い火力を上げる
3. WJ/レプラを「聖騎士の堅陣で防ぐ」
4. 要所で「パラディンガード」「大ぼうぎょ」を用いて耐える
大体、要素としてはこんな感じになります。
特技欄は、非常にシンプルです。


とにかく第1選択はさみだれ突き・零でシバく事とし
必要に応じて、防御特技を合わせる事で、損失を最低限に抑える立ち回りが必要になります。
3. 槍パラの現行装備について
紆余曲折を経ましたが、最終的に以下の結論に行きつきました。

3-1. 武器
初手は、ファンタスティック(開戦戦50%キラポン)+鷲王の盾(開戦時50%スカラ2)を持ち
HPリンクを貰いながら、メイン武器に持ち替えるスタイルとしました。
武器については、非常に紆余曲折があり、未だにどれが一番良いのかを断定していません。

元々は、案②+クイックケーキで素早さ特化styleで攻略していましたが
単発火力が低いので、少しでもグダったり様子見すると一気にタイムが悪化し、安定しませんでした。
また、初手装備は最初カプリコルランス(行動時バイキ+CT短縮)を持っていましたが
出来る事なら、やはり不動を省略したいな(´・ω・`)と思う事が多く、これも止めました。
そこで開き直って、差し込み回数を犠牲に攻撃に全振りするため
素直に最新槍であるクロワランスを持つ事にしました。

槍パラは、バイキ・ピオ・スクルトの全てが2段階+である事が非常に重要であり
内2つをケアしつつ、現環境最強の攻撃力を持つ槍であるクロワランスがやはり一番良いですね。
この結論に至るまでに、クアドラを壊す→買い直す→壊す→買い直す… を3ループぐらいして
ゴールドを闇に沈め続けてきましたが、ようやく真の意味でクアドラを成仏させてあげられそうです。
3-2. 防具と錬金
防具は魔衛が一番良いと思います。
必殺率%によって
「デスマスクを1回でも多く光らせてバフを維持する」
「パラガの使用機会を増やし、窮地を乗り越えやすくする」事が期待出来ます。
黒夜叉は、瀕死時攻撃力+がデスマスクの牙神と被る(ですよね?)事で旨味が少なく
常勝は、火力とバフへの貢献が0である事から採用を見送りました。

錬金は、足だけ苦しい考え方を採用しています。
素早さが終わっている事への補填として、移動速度を犠牲にここで盛っています。
これにより、タコ/レイなどの回避全般が非常にシビアになりますが
火力を犠牲にせずに、素早さを盛る事が出来る数少ない手段として現在この考えで攻略しています。
死ぬ程、鈍足なので人によってはイライラするかもしれません(´・ω・`)
3-3. その他
断罪を諦めて、軍神のゆびわを採用しています。
バイキを補助するカプリコルランスを持っている時でさえ、バイキがたまに点滅するので
カプリコル+黒夜叉+ヒューザの3点セットで挑むとかでもない限りは
軍神の方が、内容が安定すると思われます。パラは一切のバイキ手段を持たないので…
あと、デスマスクと絆にスクルトをちゃんと付与しているかも結構重要です。


やだ!小生こんなもの作りたくない!
武まもの流用品を使っていると、スクの維持が途切れて不動をせねばならず
結果的に火力がかなり落ちてしまうので、槍パラをするのであれば諦めて
これらの専用品を作成する、という勇気を持つ事は必要になるでしょう。
4. 中間まとめ
ここまで述べてきた装備を着て、特技を配置し、動画のように動けば
多分、デルメゼ4を倒す可能性が出る状況に至ると思われます。
(動画中は、幸い1度もありませんでしたがパラ自身にレプラが命中すると
非常に面倒な事になるので、レプラを視認したら堅陣を即押す技術は本来必要になります。)
5. 7.5による変更点
5-1. スキルライン調整

正直、デル4で運用する上ではどれもあまり意味を持ちません。
進軍の初回チャージは、開戦時にスク2を引ければ強いですが、引けなかった場合は
結局不動なりスクなりを挟まないといけないので、あくまで上振れ要因という位置づけになります。
他は、デルメゼでは使わない要素なのでここでは議論出来ません。

最も注目ポイントは、被ダメの数値が上昇した事です。
これにより、赤竜や常勝を採用せずとも、大防御でほぼ全ての攻撃を無効化出来る可能性があります。
ただし、「大防御による無効化を前提にしのぎたいシーン」は非常に限定的であり
火力にも直結しない考え方なので、ものすごくbuffなのかと言われると怪しい所です。
被ダメを180~200Pの枠から格下げしてもビルドが成立する程度の意味しか持たない説もあります。
5-2. 新防具

明らかに、聖騎士の道を外している見た目ですので色物効果なんじゃないか?と予想しています。

過去の鎧を並べて、雑に区分してみました。
予想としては
1枠目(強い枠): 必殺率% or 行動間隔-0.5秒
2枠目(普通枠): 呪文ダメージ減
3枠目(特殊枠): 光の攻撃ダメージ+7%
のような形で、新咎人にグランドネビュラや、ガデの採用余地を作るような設計になるんじゃないか?
と勝手に妄想しています。行動間隔が来たら、他がどんなにクソ効果でも使いたいですが
クアドラ後継機種を未だに実装しないあたり、慎重になっている可能性がありますね。
とにかく、なんでもいいので鎧職の行動間隔が終わっている事を
補助してくれる性能が1つは欲しいですね。ピオ2があっても遅いので…(´・ω・`)
結論としては、現時点で判明している調整では劇的な強化は認められないので
防具が、デルに関係する性能をどの程度持たせてくれるのか次第ですね。
色物が来てしまった場合は、席が無いまま槍パラは存在意義を終えていく事でしょう…
6. 総括
攻撃とバフ維持に特化したビルドを組めば、現環境の僧侶構成でも
パラディンは十分に活躍する事が出来ます。
但し、ツメ武と差別化出来ているかと言われると極めて厳しく、「変則を楽しむ」という割り切りでPTメンバーの理解を得ながらプレイする事が重要となるでしょう。
槍パラ最大の問題点は、練習している時のPTメンバーのテンションが
うっすらと下がっていく事にあります(´・ω・`)
占い然り、槍パラしかり、テンプレを外れた考え方はその職で勝つ事以上に
PTを組む事が、最大のエンドコンテンツと言えます。
槍パラに愛を注げる方は、是非一緒に槍パラの道を極めていきましょう。
協力してくれる方々の、屍を乗り越えて…
